5月21日土曜日になりました。 この日は、これらの切符を使って旅立つことにしました。 週末なので、ナイスゴーイングカードを使って、安い切符を購入しました。 この切符、障害者割引よりも安くいけるので、車椅子のM.S君も障害者手帳を見せ、作ってもらいました。 |
|
まず、最初のトップバッターは、9時25分発の「ソニック11号」です。 車両は、883系です。 M.S君、この883系を見て、驚き、これに乗れることを知ると、またまた大はしゃぎ・・・ ひろさんは、仕事があるので、ここまで見送りに来てくれました。 わたくしたちが出発するのをわざわざ見届けに来てくれました。 |
|
・・・というわけで、早速この号車へ乗り込むことにしました。 車椅子マークがついているので、車椅子席に行くと思ったら・・ |
|
車椅子席へ座らないのが、この無謀な旅です。 そう、グリーン車に乗車です。 車椅子では通れないので、M.S君は、肘掛を使って、自分の座席へこのようにして、向かいました。 |
|
座席の背面テーブルを広げると・・・。 このような絵がありますので、M.S君も、興味を持って、眺めておりました。 |
|
そして、883系グリーン車の特徴と言えば、このパノラマキャビンです。
|
|
これに座れば、前面展望や運転士の動きがよく分かり、楽しめるようになっております。
|
|
定刻に博多駅を発車しました。 883系の加速、スピードにM.S君は、喜んでいました。 ここから、また車椅子のM.S君とわたくしの二人だけの旅となります。 |
|
約30分ほどで、折尾(おりお)駅に到着しました。
|
|
10時04分、戸畑(とばた)駅につきました。 遠くに見える、若戸大橋が綺麗ですよね。 |
|
小倉からは、進行方向が変わり、わたくしたちの乗っている、グリーン車が先頭車に・・・。 というわけで、車椅子のM.S君を何とか、パノラマキャビンへ移動させて、二人で前面展望を楽しむことにしました。 |
|
10時25分、行橋(ゆくはし)駅に到着しました。 平成筑豊鉄道の車両が見えました。 またこの駅では、小さなお子さんを連れた、若いお母さんが目に付きました。 目当ては、この「ソニック」のようで、皆で見ておりました。 |
|
行橋を出ると、周防灘の海を望むことが出来ます。 |
|
10時59分、宇佐(うさ)駅に到着しました。 自称、USAの駅ですね。 |
|
宇佐を過ぎると、海岸線から離れ、山岳地帯へと入っていきます。 国東半島の付け根を越えていきます。
|
|
山岳地帯でも、ソニックは、速度を100km以下に落とすことがほとんどありませんでした。 さすがに、カーブでも加速が出来る振り子車両です。 |
|
国東半島を越えると、別府湾が広がってきました。 半島越えの後に見える海も、やはり驚きの一つですよね。 |
|
日が差してくるので、カーテンを下げると、このような柄のカーテン・・・。 ここにもソニックの個性が出ています。 |
|
いよいよ下車する駅が近づいてきました。 それにしても、この乗降口もすごいですよね。 M.S君も乗った瞬間にすごく驚いていました。 |
|
11時28分、別府(べっぷ)駅に到着しました。 別府駅も、以前と比べて、リニューアルされており、綺麗になっていました。 |
|
車椅子のM.S君が温泉に入りたい・・・ということで、こちらの竹瓦(たけがわら)温泉へ入ることにしました。 バリアフリーになっていないつくりなので、少々心配です。 |
|
砂蒸し風呂に、M.S君は入ったことが無いので、砂蒸しをすることにしました。 しかし、介助する人間がわたくしだけしかおらず、M.S君を砂蒸し入浴させるのには、ホント大変でした。 男性の温泉客はわたくしたちしかおらず、協力者がいなかったのも痛かったです。 |
|
車椅子のM.S君には、ほとんど自力で頑張ってもらい、なんとか砂蒸しと温泉入浴が出来ました。 しかしM.S君、足の裏やひざにアザが出来たり、皮が擦りむいてしまい、負傷しながらの入浴でした。 負傷しながらも、車椅子のM.S君は、砂風呂に入れたことに満足していました。 |
|
思いのほか、時間がかかってしまったので、別府駅へ戻ることにしました。 これは、竹瓦温泉通りといわれる、路地裏です。 |
|
昼食後、再び別府駅へ戻ってきました。 別府駅には、エレベーターが無く、エスカレーターを使って、車椅子のM.S君をホームへ連れて行きました。 |
|
ホームへ来ると、485系のレッドエクスプレスが停まっていました。 この485系、車椅子では乗れないつくりになっているのですが、いづれ乗せてやりたいですね。 |